マンガの実写化に期待したら十中八九痛い目を見る法則
最近、好きなマンガが、映画やドラマで次々と実写化されてて、正直うんざりしてるにのまえです。だってほとんどが原作レイプになってるからね。
直近だと、進撃の巨人の映画は酷い。よくぞあそこまで原作の世界観をぶち壊せたもんだと思う。諌山先生はあれで本当に良かったのか?直接聞いてみたいわ。
あと、今やってるデスノートのリメイクドラマも酷いね。チャレンジ精神は認めるけど、あれは原作ファンは憤ると思うよ。少なくとも僕は、一話見て憤ったもん(苦笑)
…なんて思ってたら、またかよ!
まさか「コウノドリ」まで実写化されるなんて…いや、原作のクオリティは折り紙付きだと思うし、もはやネタが尽きてるTV界が手を伸ばしてしまうのもわかる。医療ドラマはなんだかんだ手堅いしね。
ただ医療の中でも、「産科医療(新生児医療)」という、非常に繊細でデリケートな分野を扱ってるだけに、生半可なものじゃ許されないと思うのですよ。たとえば医龍みたく、割と派手なシーンはほとんどないしね。
とにかく淡々と、今まさに生まれようとする小さな命と向き合う現場。よくあるご都合主義的な展開でもなく、お涙頂戴的なのでもなく、生も死も、ひたすらリアルに描かれる世界。
久々に医療マンガで涙したもんね。最近のマンガの中でも、「コウノドリ」は際立って良質な作品だと思う。
だからこそ!
僕は不安しかないですよ。別に主演の綾野剛に含むところはないけどもさ。そもそも彼のことはよく知らんし。ヘビ顔男子とか言われてモテてるらしいってことくらいしかw
ていうか漫画原作で、原作の世界観を壊さずに高い質を保ったまま実写化されたのなんて、ほとんどないしね。少なくとも、僕が知る限り。まぁそれは小説も似たようなもんか。
ただマンガは、小説と違って絵があるからね。どうしてもビジュアル的なイメージが固まってるから、実写化されたときのギャップが大きくなりやすいんだとは思う。
それを差し引いて考えても、往々にして原作のネームバリューを利用して利益を得ようとしてる制作陣の思惑ばかりが透けてみえて、むしろ不愉快になるのがほとんど。実写化は、原作者への利益の還元もあまりされてないらしいしね。
酷いよね。原作者を愚弄しすぎ。他人のコンテンツを横流しして儲けた金で懐を温める。なのにそれを生み出した人にはほとんど還元しない。それが今の日本のTV・映画業界のスタンダードなんだろうね。そりゃどんどんクソみたいな世界になるわ。
まぁ嫌なら見なきゃいいだけなんだけどもさ。ただ今は、どうしてもネット見てるだけで、ふいに情報が入ってくるからね。全く望んでなくても。
俺物語!!の映画は思わず吹いた(苦笑)
たとえば最近だと「俺物語!!」の映画のキービジュアル見て、思わず吹いたもんね。酷すぎて。特にヒロインの大和ちゃんと親友のスナは酷い(-_-;)
主人公・剛男役の鈴木良平はまだ頑張った方だと思うよ。それでも微妙だけど。まぁリアルに剛男みたいな体格の人類は、それこそWWEにでも行かないといないだろうけどw
でも、大和ちゃんなんてもはや「誰?」って感じだし。原作の子犬的健気さも、見た目の可憐さも皆無ですやん。
それからスナも、全然ミステリアスなイケメンとちゃうやん。めっちゃフツーやん。下手するといじめられっこみたいやん。
この絵面を見たら、少なくとも原作ファンは観たいとは思えませんよ。もう完全にネタでしかない。
それでも「俺物語!!」は映画だから、自分から劇場に行かない限りこれ以上見なくて済むけど。「コウノドリ」はドラマだからね。うちの嫁さんが絶対見るだろうなぁ(-_-;)医療ドラマ好きだから。
なんとかして目に触れないようにしないとなー。ガッカリしたくないし。にしてもほんとに最近は、マンガ原作の実写化が多すぎて、心底辟易しとりますわ(^_^;)
昔は好きなマンガが実写化されたら、それなりに期待したこともあったけどなぁ。今はほぼ間違いなく痛い目見ると確信してる(笑)