「セルフイメージ」は、娯楽の世界にも例外なく影響することを実感した出来事。

2年前、思うところあって、持っていたゲーム機をすべて売った。その後めっきりゲームをやらなくなったが、最近ハマってるゲームが1つだけある。

 

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今年の2月頃に始めて、未だにほぼ毎日プレイしている。まぁ1日のプレイ時間は長くて30分以内なので、たかが知れてるけれど。

 

 

ところで、一応このゲームを全く知らない人のために、どんなゲームなのか、Youtubeにアップされてるプレイ動画の1つを貼り付けておく。

 

 

 

まぁ動画を見れば一目瞭然なので言う必要もないかもしれないが、これはいわゆる「音ゲー」だ。人気アニメ「ラブライブ!」のメインユニット「μ's」や、その派生ユニット、またソロ曲など、100曲以上のオリジナル曲を音ゲーに昇華させたものになる。

 

僕は去年末に「ラブライブ!」のアニメを観てハマり、今年になってこのゲームを始めた。でもまさか、ここまでやり続けるとは自分でも思ってなかった。どうやら、仕事の息抜きにちょうどいいらしい。

 

ちなみにこのゲームには基本難易度が4つある。「EASY」「NORMAL」「HARD」「EXPERT」の4つだ。(厳密には、もう少し細かい区分があるんだけど、それは特殊ケースなので割愛する)

 

最近になってようやく僕は、EXPERTモードでも、大抵の曲はクリアできるようになった。いくつかの曲は、フルコンボもできるようになった。最初の内は全然だったけど。

 

で、最近は難易度EXPERTの曲ばかりプレイしているのだけど、その中でふと気づいたことがある。それは「セルフイメージが現実に与える影響力」についてだ。

 

セルフイメージは、どこまで現実に影響するのか。

 

「成功するためには、セルフイメージを高く持つことが重要だ」みたいなことは、成功哲学自己啓発の世界では昔からよく言われることだと思う。またスピリチュアルの世界だと「エフィカシーを高める」とか言ったりもする。

 

それは実際、そうだと思う。特にビジネスやスポーツの世界のように、シビアに結果を求められる世界では、プレーヤーのセルフイメージの差は、結果に如実に現れる。

 

僕もミニマム規模ながら、自分でビジネスを営む者の端くれとして、そのことは理解しているつもりだったし、またそれなりに実感もしていた。

 

まさか娯楽の世界にまで…?

 

ただ、別になんてことないとき、たとえば100%娯楽でゲームをしてるときなどは、そこまでセルフイメージに影響されるとは思っていなかった━━━━━━しかし実際は、全然そんなことはなかった。

 

実は、50回近くプレイしてもフルコンボできない曲が1つあったのだが、昨日はなぜか、不思議とその曲があっさりフルコンボできた。

 

なぜかはよくわからないが、その曲をプレイ開始直後から「今回は、フルコンボ絶対にイケるぞ!」という、根拠のない自信があったのだ。そして、実際にそうなった。

 

そして思った。「セルフイメージはこんなところまで影響するのか」と。たとえ娯楽のゲームであっても、セルフイメージは無関係ではないのだと。

 

できると思えばできる。できないと思えばできない。

 

プロスポーツやビジネスのように厳しくシビアな世界でも、逆に娯楽のゲームのように気楽な世界であっても、そこに何らかの「結果」が現れる以上、セルフイメージは確実に影響を与えてくる。

 

心底本気で「俺ならできる!」と思えばできるし、逆に「今の俺には無理かも…」と思えばできない。もちろん「絶対」とまでは言わないけれど。

 

ただ、物事の結果の成否が、セルフイメージの高さに大きく左右されるのは、どうやら間違いないようだ。理屈ではずっと前からわかってたつもりだったけど、今回の事で初めて心の底から腑に落ちたかもしれない。

 

全く予期せぬキッカケだったけれど、セルフイメージの影響力を「100%の実感レベルで」確認できたことは、個人的にすごく大きいと思っている。今までは、しょせん「それなりに」というレベルだったから。

 

でも、こうしてセルフイメージの力を「100%の実感レベルで」確認できたことによって、今後はもっといい感じにセルフイメージを利用していけそうな気がする。絶対視してはいけないとは思うけれど、現実に大きな影響をもたらすものであることは確かなので、もっとうまく利用していければいいなと思う。

 

 

それにしても、学びというのは、どこにキッカケがあるかわからないもんですね。結局「何から学ぶか」ではなく「何からでも学ぶ」という心構えの問題なのだなと。