この世で最も嫌悪するものと、他人の傷を「正論」という刃でえぐる奴らの本質

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僕が個人的にこの世で最も嫌悪する犯罪者がいます。それは、こーいう奴らです。

 

 

こーいうのを見るたびに、「この世で一番残酷な死に方で今すぐ死ね!」と思います。こーいうクズ野郎たちは本当に許せません。

 

もちろん、たとえば快楽殺人者とか、集団リンチする奴らとか、卑劣な詐欺師とか、何かしらのカタチで他人の人生を貶める犯罪者には、どれも嫌悪感を抱きます。ただ最も嫌いなのは、女性の尊厳を踏みにじり、極限まで辱める性犯罪者です。

 

そーいう奴らには、ミジンコほどの生きる価値もないと心から思います。いや、そんな言い方したらミジンコに失礼ですね。ハエのクソほどもないと思います。

 

女性は男が大切に守るべき存在。それが僕のスタンスです。それは別に男尊女卑とかではなく、単純にそう思ってるということです。

 

なぜなら、男性は女性あっての存在だからです。女性がいなければ、男性はこの世に存在できません。

 

それゆえに、僕は基本的に女性はすべからく敬いの対象です。男性は本質的に女性には勝てないと思ってます。

 

だからこそ、その女性を最大に辱める奴らを心から嫌悪するわけです。

 

まぁ本当はそれ以上に大きな理由があります。それは、大切な身内の一人がその被害に遭ったことがあるからです。そのときの衝撃は未だに忘れません。

 

あれからだいぶ経ちますが、未だに思い出すことはありますし、そのたびに犯人の奴らには殺意が湧いてきます。

 

 

「赦す」ことが最善である。そんなことは自分が一番よくわかってる。

 

そう言うと「恨みや憎しみの連鎖は何も生まないよ」なんてこと正論を言う人も過去にいましたが、そんなことは関係ありません。憎いものは憎いですから。

 

そりゃ「赦す」ことができるのは、人間として理想のあり方でしょうね。

 

昔アメリカで「自分の愛息子を殺されたお母さんが、『その犯人の少年にはまだ未来があるのだから』と赦し、恩赦を与えるよう警察と検察にお願いした。」という美談がありました。

 

その話はとても素晴らしいと思うし、そのお母さんの行いは心から美しいと思うし、できるならそうありたいと思う自分もいます。憎しみの連鎖ではなく、赦しの連鎖の方が良いことも重々わかってます。

 

 

憎いという感情は自分だけのもので、他人が変えられるものじゃない。

 

それでも、憎いものは憎いですからね。その感情は、僕だけのものであって、他人から何を言われようが、簡単に変わるものじゃありません。

 

他人から「赦した方が建設的だよ」などと言われたところで、それは「他人事だからそう言えるんだよ」って感じです。そもそも、そんなことは自分が一番よくわかってますから。

 

そんな言葉が欲しくて相談するわけじゃない。ただ、その苦しみを共有してほしかった。相談する理由はただそれだけなんですよね。

 

だから、ごもっともな正論なんて一切求めていません。そしてそれは、あらゆることにも言えると思います。

 

 

人が苦悩を誰かに相談するときに求めているもの

 

人間が、自分の苦悩を他人に相談するときに求めているのは、往々にして「共感」であり「共鳴」であり、苦悩の「共有」です。

 

涙が止まらないほど辛かった。死にたいほど苦しかった。そんな苦悩を、ほんの少し他者と共有することで、他者が共感・共鳴してくれることで、人はほんの少し、楽になれる。

 

誰もそこで「こうすべきだよ」なんていう正論なんて求めていない。むしろ、正論は人の心を追いつめ、傷つけるだけ。

 

言葉なんて「頑張ってね。辛かったね。」シンプルにただそれだけでいい。あとは、ただそばにいて、話を聞いてくれるだけでいいんです。

 

 

正論を言う奴は、単なる「ナルシシスト」に過ぎない

 

そんなことを考えもせずに、他人の抱える苦悩に正論をぶつけてくる奴もまた、僕は大嫌いです。他人を恨んで、憎んでも、結局辛いのは自分だ、なんてことは、誰よりも実感してるんですから。

 

ごもっともな正論を言う奴は、「自分のために」それを言っています。言ってる本人は「相手のため」を思って言っているつもりかもしれないけれど、本質は「自分のため」です。

 

「超正しいことを言ってる俺かっけー」と、思ってるかどうかは別にして、本質はそーいうことです。要は「ナルシシスト」です。

 

正論なんて、他人を傷つける鋭利な刃でしかありません。コミュニケーションにおいて、「ごもっともな正論」ほど不要なものはないですよ。

 

だってそんなことは、言われた本人が誰よりもよくわかっているんだから。そこで傷をえぐるような正論をドヤ顔で言う奴なんて、マジで消えてほしいですね。

 

 

なのでこーいうクズのような弁護士は、今すぐに資格をはく奪して、しかるべき厳罰を与え、司法の場から永久追放すべきだと思いますね。

 

 

 

P.S

 

冒頭の写真は、強姦がいかに女性の心身を傷つけるものであるかを訴えたカナダの映画「声なき叫び」のものです。

 

もう40年近く前の映画ですが、ぜひ一度観てほしいなと思います。