ボルトにセグウェイで突っ込んだカメラマン。中国人の危機意識の低さは天然か。それとも意図的か。

昨日は、世界陸上の男子200m決勝があった。そして、ボルトが貫録の4連覇を達成した。

 

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まぁそれ自体は順当な結果だと思う。ガトリンが好調だったとはいえ、ボルトは元々200mが専門だし、大舞台になるほど彼は強い。たぶん、普通に勝つだろうなと思ってた。

 

そしてやっぱり完勝だった。さすがとしか言いようがない。たぶん来年のリオ五輪くらいまでは、ボルトの最強伝説は続くと思う。(というか続いて欲しい。)

 

 

ただ今日は、そんなボルトの分かりきった凄さを語りたいのでは全然なく。ご存じかもしれないが、試合後にセグウェイに乗った中国人カメラマンが、ボルトに激突して怪我をさせた件について触れたい。

 

 

今見てもやっぱりありえない。どう考えてもありえない。このカメラマンの危機管理意識の低さに呆れる。

 

 

あんな場でセグウェイを使うべきじゃない

 

普通に考えて、あのような事故のリスクは、事前に考えて、そうならないように回避策を取っておくべきだ。つまりあの場でセグウェイはどう考えても使うべきじゃなかった。

 

レールの外側で使うならまだしも。あんな至近距離で、激突のリスクがある乗り物を使って撮影すること自体、明らかに間違っていたと僕は思う。

 

もちろんカメラマンに悪意があったとは思わない。でも、明らかな過失はある。あの場は、潔く自分の足を使って撮影すべきだった。

 

これでボルトが大ケガでもしてたら、謝罪じゃ済まないんだから。脚もそうだけど、もし頭でも打ってたら、もう本当にえらいことだ。

 

中国マスコミには、今後その辺りのリスク管理を徹底してもらいたい。本当に。それに他のマスコミは基本的にセグウェイなんて使ってないんだから。

 

一応ボルトは「ガトリンによるリベンジ説を、これから広めようと思っている。でも大丈夫だ、心配ない。」と明るく語って、むしろカメラマンを心配するコメントをしていたけれど。

 

でもやっぱり心配だね。まだ4×100のリレーもあるし。本当に大事ないことを願いたい。

 

 

リスクを想定できないのか。それとも無視してるのか。

 

それにしても、本当に危なかった。一瞬本気で目を疑ったよ。

 

ここからは完全に僕の偏見で書くけれど、中国人って色々と危機管理能力が低いんじゃないかって思う。たとえばパクリ文化もそうだし、国内にある様々な製造工場のずさんな品質管理にしてもそう。

 

危機管理能力が低いというか、そもそも「危機意識」があまりないのか?予測し得るリスクを事前に想定できない人が多いんだろうか?それともわかってて無視してるのか?

 

なんか事の大小を問わず、中国のいろんな動向を見てると、しょっちゅうそう思う。

 

今回の世界陸上でも、中国のカメラマンはこぞってセグウェイを使ってるみたいだけど、どう見ても危ないから。少なくともあのシチュエーションで使うもんじゃない。

 

あんなのは「衝突リスクがない」状況でのみ使っていいもんでしょう。今回の件で言えば、せめてレールの外側で使うべきだった。

 

陸上選手にとって、まさに「脚は命」なのに、そこにダイレクトに衝突し得る乗り物を平然と至近距離の撮影に使うとか、彼らの思考回路が全く理解できん。自分たちがラクできればいいのか?

 

なんにせよ、これで彼らが考えを改めて、自分の足を使ってくれるようになればいいけど、たぶんしないだろうなぁ。困ったもんだ。